葉っぱが色づき出したり、散歩中にどんぐりを見つけたり、秋には季節を感じる楽しいものが沢山!

親子共に、一年で一番好きな季節かも!
読み聞かせにも秋を感じる絵本を取り入れて、豊かな秋を存分に楽しみたいですよね!
そこでこの記事では、秋に読みたいおすすめ絵本20選を厳選してご紹介!
実際に0~3歳まで娘と読んできた素敵な本ばかりなので、ぜひ参考にしていただければと思います!
秋にこどもと読みたい絵本はこれ!
秋を感じられるものにも色々ありますよね!こちらの記事では下記の4つに分けてご紹介します。
- 秋色満載!秋の風景を楽しむ絵本
- 木の実大好き!どんぐりやまつぼっくりの絵本
- 実りの秋!おいもやきのこの絵本
- 秋といえば!虫が主役の絵本
赤や黄色の色鮮やかな紅葉、ついつい拾ってしまうどんぐりやまつぼっくり、秋はこの季節ならではのお楽しみが沢山!
絵本を通じて、こどもと一緒に秋の自然を堪能しましょう!



秋って本当に豊かで面白い!
秋色満載!秋の風景を楽しむ絵本
14ひきのあきまつり


14ひきシリーズはどれも美しい自然の描写が見事ですが、こちらも素晴らしいです!
紅葉の色鮮やかさ、木の実やきのこ等秋の恵みの豊かさが緻密に描かれていて、どこを見ても秋の色がいっぱい。葉っぱの影に動物が隠れていたり、めくるたびに新たな発見があって、こどもと探しながら読むのが楽しいです。
1匹の迷子をきっかけに異世界に入りこむようなストーリーで、ファンタジー感強め。いつもと少し毛色の違うお話が新鮮で、それもまた面白いです!
あきぞらさんぽ


えがしらみちこさんによるさんぽシリーズの秋絵本。主役の女の子が本当に可愛らしく、無邪気に秋を楽しむ姿に幸せな気持ちになります。
水彩で描かれた秋の風景は、鮮やかながら優しい色合いで本当に綺麗!紅葉の微妙に混ざり合った色の表現は見事で、何度見ても飽きません。
優しそうなパパも出てきて、一緒に楽しんでいる姿にほっこり。父娘の読み聞かせにもおすすめです!
いろいろはっぱ
とにかくまるっと一冊葉っぱ!の写真絵本。一部を除いて実物の大きさで載っていて、リアルに葉っぱを集めているような気持地で楽しめます。
一年を通して楽しめる葉っぱ絵本ですが、紅葉の季節によりおすすめ!色づいた葉っぱが地面に落ち、やがて土に還るところまでもしっかり学べるのは貴重な体験です。
かたちや大きさごとに比べたりまとめたりされているので、小さなこどもにも読みやすく興味をそそる構成。葉っぱを観察するのが楽しくなる一冊です!
あきのおさんぽ いいものいくつ?


秋のいいものが沢山出てくる絵本。リアルなタッチの絵が美しく、小川や田んぼを通り抜ける田舎道の風景に癒されます。
どんぐりやきのこや秋の鳥など、各ページにある秋の「いいもの」が1~10まで数えられるようになっていて、探して数えるのが楽しい!数が増えてくるとなかなか難しく、見つける遊びも盛り上がります。
絵本の中ではまだ紅葉していないので、初秋にぴったりの絵本。街中ではなかなか見つけられないものもありますが、その土地ならではの秋を探しにお散歩に出かけてみたくなります。
どんぐりやまつぼっくりの絵本
どんぐりころころ


色々な種類のどんぐりがリアルに見られる写真絵本。どんぐりそのものはもちろん、できる過程や実を食べる動物も載っていて、これ一冊でどんぐりに超詳しくなれちゃいます。
写真絵本は色々ありますが、こちらは写真が大きくわかりやすく、文章も簡潔で読みやすい!興味があれば2歳位から楽しめると思います。
秋のどんぐり探しがますます楽しくなる一冊。この本を持って、公園や山に散歩に行きたくなります!
どんぐり
文章は無く、イラストのみの絵本。ほぼ白黒の絵の中に、どんぐりや動物・花や実などが限定的にカラーで描かれていて、森の静けさの中に力強さや生命力を感じます。
ことばは一切ないので、こどもと一緒にストーリーや意味を考えるのが楽しい!どんぐりの成長を追いながら、ページをめくるごとに現れる変化を見つけて盛り上がります。
絵のタッチは渋めですが、リアルで美しい描写にこどもなりに惹かれるものがあるようです。読み聞かせというよりも、隅々まで目を凝らしながら一緒に想像力を膨らませて読むのがおすすめ!
どんぐりむらのどんぐりえん


どんぐりが主役の「どんぐりむら」シリーズは秋にぴったり!こちらのお話は保育園や幼稚園に行っているこどもも感情移入しやすく、より楽しめると思います。
前半はどんぐり園の一日、後半はおみせやさんまつりをする様子が描かれています。楽しそうに生き生きと過ごす姿に、親目線ではつい我が子を重ねてしまったり。
登場するどんぐりには職業や家族構成等かなり細かい設定があって、それを知っていくのも面白い!どんぐりにもそれぞれ物語があるのかもと、想像が膨らむ一冊です。
びっくりまつぼっくり


まつぼっくりを拾った男の子の視点で繰り広げられる、まつぼっくりの観察日記のようなお話。
大人でも知らないようなまさに「びっくりまつぼっくり」な事実に、今すぐやってみたくなること間違いなし!こどもの好奇心を大いに刺激してくれます。
「はりきりまつぼっくり」「しょんぼりまつぼっくり」など、いろんなまつぼっくりを表す言葉が面白く、読み聞かせが盛り上がります。
きのみのケーキ


森で沢山のきのみを拾ったたぬきがケーキをつくり、皆で食べようと呼びに行って戻ってくるとケーキがなくなっていました。
ちょっとした事件も起こりますが、最後は森の皆でケーキを囲んでパーティーしている様子にほっこり。絵の雰囲気も優しげで、あたたかみのある秋の雰囲気が感じられます。
きのみがどっさりのったケーキが本当に魅力的で美味しそう!食べられるきのみをいっぱい使って親子でつくってみたくなります。
どんぐりとんぽろりん


秋の森でどんぐりを沢山拾うりすとくま。実りの秋を楽しみながら、嬉しそうに拾い集める姿に癒されます。
タイトルの「とんぽろりん」もそうですが、どんぐりの落ちる音や落ち葉を踏む音等を表す言葉の響きが独特で面白い!文章も語感が良くリズミカルで、読み聞かせが楽しいです。
どんぐりをもらう動物目線と、どんぐりを落とす木の目線が両方楽しめる優しい秋の物語です。
秋の実り!おいもや柿
14ひきのやまいも
14ひきシリーズからもう一冊秋の本。こちらもオレンジ色に染まる秋の森が見事で、大人でも見応えがあります。
14ひきが力を合わせて大きなやまいもを掘りに!行く途中で現れる動物や、秋の植物の数々、一人一人の動きが細かく描かれていて、どのページもじっくり眺めたくなります。
やまいもを掘りに行く機会も丸ごと見られる機会もなかなか無いので、絵本を通じてやまいも掘りを疑似体験できるのが楽しい!皆で囲む食卓に並ぶ、とっても美味しそうなやまいも料理もみどころです。
ごろんずっしりさつまいも


さつまいもが植えられて育っていき、おいしく食べられるところまでが描かれた絵本。
リアルなイラストで、さつまいもが本当に力強く生き生きと描かれています。「わっさわっさ」等さつまいもの状態を表す効果音も面白い!
さつまいも好きなお子さんは多いと思いますが、もっと興味を持って大好きになること間違いなしの一冊。食育にもぴったりです!
ねずみのいもほり


「14ひきシリーズ」でお馴染みのいわむらかずおさんによる、「ななつごねずみ」の秋の絵本。こちらもねずみちゃんたちも可愛いんです!
お父さんと芋掘り農園に出かけた7つご達。スコップで飛んだり遊んだらしながら向う姿も可愛くて癒されます。
大きなおいもを持ち帰るために、お父さんが考えた意外な方法が楽しそう!あたたかみを感じる秋の情景も美しいおすすめの一冊です。
ほくほくおいもまつり


可愛い小さなねずみ達が、なかなか抜けないおいもを収穫しようと奮闘中。
ねずみ達を通して、自分も芋掘りを体験している気分が味わえます!
一生懸命獲ったおいもは皆で焼き芋パーティー!ほくほく美味しそうで幸せそうで、秋っていいなと思えるお話です。
いもほりよいしょ!


どこか懐かしい雰囲気のイラストが可愛い、いもとようこさんの秋絵本。
動物たちがおいもほりに出かけるお話で、みんなしっかり体のサイズに合ったおいもが獲れているのが面白い!もぐらが出てきたり、おいもがなかなか抜けなかったり、シンプルなストーリーですが楽しめます。
皆で一生懸命引っ張って、飛び出してくるおいもの勢いを感じるしかけには娘も大喜び!おいもほりの楽しさが伝わってくる一冊です。
きのこ のこのこ ふしぎのこ


とにかく一冊きのこ!の情報満載の写真絵本。写真がはっきりと綺麗で、色や形が様々なきのこを眺めているだけで面白いです。
きのこの成長過程やきのこの種類について等々、簡潔な文章でわかりやすく書かれています。途中からはクイズ形式になっていて、こどもの知識欲をどんどん刺激する構成に!
情報量が多いので3歳以降向けではありますが、写真がメインなので興味があれば1~2歳でも充分楽しめると思います。きのこ好きならもっと好きに、そうでなくてもきっと好きになってしまう魅力的な一冊です。
いろいろきのこ
えのき・まいたけ・しめじ等、食卓でお馴染みのきのこが沢山出てくる絵本。なんともゆるい感じのきのこたちが可愛らしいです。
一種類ずつきのこが出てきて、それぞれ美味しそうな料理に変身していきます。まいたけを使ったパスタやえのきとしいたけのホイル焼き等、どれも作りやすくこどもも気に入りそう!
色々なきのこに親しみが持てて、読んだら必ずきのこ料理が食べたくなる一冊です。
しぶがきくんがね・・


なかなか珍しいしぶがきが主役の絵本。健気なしぶがきくんが愛おしくなるお話です。
木から落ちたしぶがきくんは誰も食べてくれずに泣いてしまいますが、そこへやってきたカラスが助けてくれます。そしてあまーい柿へと大変身!
柿が実っているのを見ることはあっても、なぜ木にそのまま残っているのか、どうしたら食べられるかを伝えるのは、干し柿を見たり作ったりする機会がないとなかなか難しいことも。絵本を通じて、秋の風物詩の一つを伝えられる貴重な一冊です。
虫たちが主役の絵本
むしたちのうんどうかい


むしたちによる運動会のお話。秋の虫も沢山出てきますし、運動会シーズンでもある秋にぴったりの絵本です。
羽の生えた虫のかけっこ競争や、チョウチョとカマキリのダンス等、各々の得意なことを生かした競技や戦い方が面白い!知らない虫が出てきても、「こんな特徴があるんだ!」と学びにもなります。
こんな運動会だったら絶対に楽しいだろうなと思える一冊。本番前に気分を盛り上げる読み聞かせにもおすすめです!
とんぼのあかねちゃん


アキアカネの「あかねちゃん」が主役のお話。やごの状態からとんぼになるまでの過程が描かれていたり、色々な種類のとんぼが出てきたりととんぼ全般に詳しくなれます。
季節としては秋前のお話になりますが、とんぼが沢山出てくる秋に読むとより面白い!娘は飛び回るとんぼを見て「あかねちゃんだ!」と嬉しそうに追いかけていました。
イラストも可愛くて、身近なとんぼにより親しみが持てる一冊です。
おわりに
秋に読みたいおすすめ絵本まとめ、いかがだったでしょうか?
秋は一年の中でも、自然の恵みや豊かさをいつも以上に感じられる本当に素敵な季節!
今回ご紹介した絵本を通じて、親子で秋ならではの風景や物語を楽しんでみていただけたら嬉しいです!



最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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